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開催日 2023/02/08 (水) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

【Live配信セミナー】

樹脂/天然繊維の複合化と機械特性向上

主催 株式会社 技術情報協会 講師 加藤木 秀章 氏 &nb... 受講料 60,500円   

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★ バイオマス由来繊維の処理、樹脂との混練・成形プロセス!
開催日時 2023/02/08 (水)     10:30~ 16:15     (受付  10:00 ~ )

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申込み期間  ~ 2023/02/07
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 30名
受講料 60,500円 (税込/各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 Zoomを利用したLive配信
※会場での講義は行いません  

講師
加藤木 秀章 氏 講師写真

加藤木 秀章 氏

実践女子大学 生活科学部 生活環境学科 准教授 博士(工学)

【専門】複合材料,天然繊維

大窪 和也 氏 講師写真

大窪 和也 氏

同志社大学 理工学部 機械理工学科 教授 博士(工学)

【専門】材料力学,破壊力学,複合材料工学

附木 貴行 氏 講師写真

附木 貴行 氏

金沢工業大学 バイオ・化学部 応用化学科 講師 博士(工学)

【専門】複合材料、リサイクル
【活動】プラスチックリサイクル化学研究会 幹事長、高分子学会 グリーンケミストリー研究会  運営委員

カリキュラム、
プログラム
【10:30-12:00】
1.天然繊維で強化した高強度グリーンコンポジットの作製と強度評価
実践女子大学 加藤木 秀章 氏

【講座の趣旨】
各種天然繊維の特徴やその特性,天然繊維を用いたグリーンコンポジットの基礎から今後の可能性について紹介する.

1.独特な天然繊維
 1.1 概要
 1.2 用途
 1.3 種類
 1.4 構造と形態
 1.5 評価方法
 1.6 特性
2.グリーンコンポジット概要
 2.1 種類
 2.2 母材には?
 2.3 強化材には?
 2.4 成形
 2.5 評価方法
 2.6 特性はどう?


【13:00-14:30】
2.天然の竹繊維とPP樹脂を使うスタンパブルシートの剛性改善事例
同志社大学 大窪 和也 氏
 
【講座の趣旨】
まず竹繊維の取り出し方法や,機械的特性を変更できる処理方法の例を紹介する.次に応用できると考えられる自動車等の内装用のスタンパブルシートを例に挙げ,求められる機械的特性や,比曲げ剛性の指標を説明する.加えて,竹繊維をスタンパブルシートに応用する際の,竹繊維と廉価な工業繊維とのハイブリッド化の考え方を紹介し,その基本技術やスタンパブルシートの比曲げ剛性の改善手法を紹介する.さらに,スタンパブルシートの比曲げ剛性の評価方法を説明したうえで,比曲げ剛性の改善率の変化とその要因や,内部での力学特性の評価方法,比曲げ剛性の改善原理の考え方を紹介する.最後に,ニードルパンチング法やスプリングバック法を使ったさらなる改善手法も紹介する.

1.竹繊維とは
 1.1 竹繊維を利用する事の社会的価値,必要性,注目度など.
 1.2 竹からの竹繊維の汎用的な取り出し方法
 1.3 竹繊維の機械的特性を変更できる処理方法の例
  1)アルカリ処理法
  2)爆砕処理法
2.自動車等の内装用のスタンパブルシートとは
 2.1 スタンパブルシートに求められる機械的特性とは
 2.2 比曲げ剛性とは
3.竹繊維のスタンパブルシートへの応用の考え方
 3.1 竹繊維と廉価な工業繊維とのハイブリッド化の考え方
 3.2 そのハイブリッド化の基本技術
  1)ブレンダーマシン,カーディングマシンの利用
  2)PVA材のバインダとしての併用手法
  3)ハイブリッド化したスタンパブルシートの比曲げ剛性の改善手法
4.スタンパブルシートの比曲げ剛性の改善事例
 4.1 スタンパブルシートの比曲げ剛性の評価方法
 4.2 スタンパブルシートの比曲げ剛性の改善率の変化とその要因
 4.3 スタンパブルシートの内部において竹繊維が寄与する力学特性の評価方法
 4.4 スタンパブルシートの比曲げ剛性の改善原理の考え方
 4.5 その他の改善手法の事例紹介
  1)ニードルパンチング法の応用
  2)スプリングバック法の応用


【14:45-16:15】
3.バイオマス由来繊維の解繊、樹脂との混練プロセスと複合材料の特性
金沢工業大学 附木 貴行 氏
 
【講座の趣旨】
過熱水蒸気によるヘミセルロースの優先分解を制御し、さらに精密な粉砕/分級を経てアスペクト比の異なる様々なバイオマス素材を作製した。また二軸スクリュ押出成形機(リアクティブプロセッシング)によって解繊処理し得られた、リグノセルロースファイバーの界面接着性、成形性、機械的強度、帯電防止性に優れたバイオマスコンポジット成形体について紹介する。

1.バイオマス繊維の解す方法
 1.1 過熱水蒸気
  1)バイオマスの種類
 1.2 粉末X線回折装置
 1.3 TG/DTA測定
2.なぜ、ナノファイバーにするのか?
3.リグノセルロースの解繊技術
 3.1 二軸押出機を用いた反応押出方法
  1)スクリュ構成
  2)ベント構成
 3.2 相溶化剤の効果
  1)相溶化剤の種類と添加量の効果
4.バイオマスリグノセルロースファイバー/プラスチックコンポジット
 4.1 竹繊維の複合材料
 4.2 パームヤシ繊維の複合材料
 4.3 バイオマス繊維ポリマーコンポジットの力学物性と界面接着性
 4.4 バイオマス繊維ポリマーコンポジットの透明性と分散性
 4.5 バイオマス繊維ポリマーコンポジットの熱的特性と結晶性
特典 セミナー資料付
各講で最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)

割引適用の場合は、お申し込み後、技術情報協会より確認のご連絡を差し上げます。

※定員になり次第、お申込みは締切となります。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など,状況により中止させて頂く事が御座います。

●Live配信セミナーの受講について
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
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