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開催日 2023/07/12 (水) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

ウェブハンドリングのトラブル発生メカニズムとその対策

主催 株式会社 技術情報協会 講師 砂見 雄太 氏 &nbs... 受講料 66,000円   

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★ 横ずれ、スリップ、シワ、巻きずれ、蛇行、、、 トラブル対応のポイントを詳解!

このセミナーを受講すると、こんなスキルが身につきます

・シート製品に発生するシワ・弛みの具体的な対策法と定量的管理方法の考え方
・張力制御の基礎、巻き出し、巻取り装置用アクチュエータ選定の基礎
・ウェブハンドリング分野(ウェブの搬送,巻き取り)における基礎事項
・この分野におけるコンピュータシミュレーションの現状
・コンピュータシミュレーションの長所・短所とその利用法
・ウェブハンドリング技術に関するトラブルの本質と実践的な対策方法の概念

セミナーの対象者はこんな方です

・Roll to roll プロセスのシート搬送生産設備に携わっていらっしゃる技術ご担当者様・製造ご担当者様
・機械系、システム系、電気系担当者でロールTOロールの張力制御に携わる技術者
・ウェブハンドリング関連の業務に携わる技術者,(設計・開発・生産技術)
・フィルムメーカーやコンバーターなどの生産現場において、①トラブル改善に取り組んでいる、②理論的な観点を活用した事例に関心がある、③機械メーカーや各種材料メーカー等で技術の知見を深めたい、ウェブハンドリング技術あるいは周辺分野に関わる担当者(生産技術、品質保証など)や生産スタッフ
開催日時 2023/07/12 (水)     09:50~ 17:00     (受付  09:20 ~ )

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申込み期間 2023/04/28  ~ 2023/07/11
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 定員数の上限はございません
受講料 66,000円 (税込/各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 Zoomを利用したLive配信
※会場での講義は行いません。 

講師
砂見 雄太 氏 講師写真

砂見 雄太 氏

東海大学 工学部 機械システム工学科 准教授 博士(工学)

東 賢司朗 氏 講師写真

東 賢司朗 氏

カンセンエキスパンダー工業(株) 営業部検査システム販促課 課長

溝上 嗣康 氏 講師写真

溝上 嗣康 氏

三菱電機(株) FAフィールドエンジニアリング部 駆動技術第1グループ 専任

矢鍋 重夫 氏 講師写真

矢鍋 重夫 氏

長岡技術科学大学 名誉教授 工学博士

神田 敏満 氏 講師写真

神田 敏満 氏

(株)KANDA 代表取締役社長 博士(工学)

カリキュラム、
プログラム
<09:50~11:20>

1.ウェブハンドリングの力学特性

東海大学 砂見 雄太 氏

1.力学性質
 1.1 作用する力とその変形
 1.2 フックの法則
 1.3 ウェブ素材の構造と弾性の関係
 1.4 液体の構造と粘性
 1.5 粘弾性体とその力学的モデル
 1.6 曲げ
 1.7 座屈
 1.8 折れしわ

2.トライボロジー
 2.1 ウェブ搬送とトライボロジー
 2.2 摩擦力と摩擦係数
 2.3 摩擦係数の測定
 2.4 オイラーのベルト公式
 2.5 固体の接触と摩擦
 2.6 摩擦のメカニズム
 2.7 摩擦係数のコントロール
 2.8 マクロスリップの発生条件と抑止方法


【質疑応答】


<11:30~12:30>

2.シワの検知システムと自動除去装置の設計

カンセンエキスパンダー工業(株) 東 賢司朗 氏


1.シワ、弛み問題のトレンドと発生メカニズム

2.対策法と歩留り・労力

3.シワ検知システムの開発コンセプト

4.システムの特長

5.シワレベルの定義と扱い方

6.排出可能データの見方

7.システムの使用例

8.システムで可能になる事(省力化・定量化・歩留り向上)

9.シワ自動除去装置のコンセプト

10.自動装置のメカニズム

11.エキスパンダーロールの構造と拡幅効果

12.エキスパンダーの使用例

13.自動装置の考え方

14.自走装置で可能になる事(省人化・歩留り向上)


【質疑応答】


<13:10~14:10>

3.ロール to ロールにおけるテンションコントロール技術

三菱電機(株) 溝上 嗣康 氏


1.ロールTOロール制御
 1-1 ロールTOロールとウエブ
 1-2 ロールTOロールの特徴

2.張力制御概要
 2-1 張力制御
 2-2 張力制御導入による効果

3.張力制御基礎
 3-1 張力
 3-2 巻き軸のトルクと力の関係
 3-3 慣性モーメントの影響
 3-4 メカロスの影響
 3-5 巻き軸のトルクと三種類の力

4.張力制御方法
 4-1 トルク制御
 4-2 速度制御

5.トルク制御を用いた張力制御の種類
 5-1 手動制御
 5-2 オープンループ制御
 5-3 フィードバック制御
 5-4 フィードフォワード/フィードバック複合制御

6.張力制御システムの基礎
 6-1 各部の名称と役割
 6-2 主軸の設定
 6-3 基本のテンション制御システム
 6-4 アクチュエータ比較


【質疑応答】


<14:20~15:20>

4.コンピュータシミュレーションを利用したウェブハンドリングの課題解析


長岡技術科学大学 矢鍋 重夫 氏


1.ウェブハンドリング基礎
 1.1 Normal entry law
 1.2 摩擦特性
 1.3 搬送時のしわ
 1.4 巻取欠陥

2.コンピュータシミュレーションについて

3.搬送中のウェブのしわ
 3.1 波しわ
 3.2 乗り上げしわ
 3.3 折れしわ

4.ロールの巻き取りと内部応力
 4.1 Hakielの計算結果との比較
 4.2 層間すべりの影響

5.ニップローラによるロール内部応力の変化

6.ロールの巻ずれ
 6.1 コアの傾きによる場合
 6.2 張力不均一による場合

7.ローラの傾き角と波しわ


【質疑応答】


<15:30~17:00>

5.巻取理論とトラブル改善


(株)KANDA 神田 敏満 氏


1.はじめに
 1.1 ウェブハンドリング技術とは
 1.2 トラブル改善へのアプローチ
 1.3 張力とトラブルの関係

2.巻取理論とその活用
 2.1 理論概観
 2.2 巻取トラブル
 2.3 基礎理論(Hakielモデル)
  2.3.1 理論と数値計算例
  2.3.2 量産化(長尺化)でブロッキングとシワを防止する張力の設定
 2.4 巻取後の温度変動を考慮した理論(温度変動モデル)
  2.4.1 理論と実験検証
  2.4.2 ウェブによって異なるロール品質の要因
  2.4.3 コアによる品質コントロール
 2.5 幅方向の厚みムラを考慮した理論(厚みムラモデル)
  2.5.1 理論と実験検証
  2.5.2 広幅化でのポイント(狭幅と広幅の比較)
  2.5.3 生産ラインの実測データを適用したロットバラつき


【質疑応答】
特典 セミナー資料付
各講で最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など,状況により中止させて頂く事が御座います。

●Live配信セミナーの受講について
・ Zoom公式サイトで視聴環境を確認の上、お申し込みください。
・ 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・ Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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