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開催日 2023/10/18 (水) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

【Live配信セミナー】 プラスチック,フィルム,樹脂成形,コーティングにおける

「ガラス転移」 ,「エンタルピー緩和」の基本的な考え方,その測定,応用

主催 株式会社 技術情報協会 講師 黒田 真一 氏 &nbs... 受講料 60,500円   

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★ガラス転移点と融点の違い ,ガラス状とゴム状の境目の温度,その測定と解析のポイント
★架橋点,ゴム弾性,動的粘弾性,結晶と非晶,そこから何が分かるのか?
開催日時 2023/10/18 (水)     10:30~ 16:30     (受付  10:00 ~ )

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申込み期間  ~ 2023/10/17
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 定員数の上限はございません
受講料 60,500円 (税込/各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 Zoomを利用したLive配信
※会場での講義は行いません。 

講師
黒田 真一 氏 講師写真

黒田 真一 氏  (クロダ シンイチ)

群馬大学 大学院 理工学府 専攻長 / 教授 工学博士 

大久保 信明 氏 講師写真

大久保 信明 氏  (オオクボ ノブアキ)

(株)日立ハイテクサイエンス アプリケーション開発センタ 主任 

茶木 健太 氏 講師写真

茶木 健太 氏  (チャキ ケンタ)

(株)JSOL エンジニアリング事業本部 

カリキュラム、
プログラム
【10:30~12:45】 ※途中休憩挟む
第1部 高分子材料における「ガラス転移」と「エンタルピー緩和」の基礎と応用

●講師 群馬大学 大学院 理工学府 専攻長 / 教授 工学博士 黒田 真一 氏

【講座の趣旨】
 高分子の高次構造と熱的性質に関する基礎的な事項を簡単に復習したのちに,高分子のガラス転移とエンタルピー緩和について解説する。さらに,高分子材料の特性とガラス転移の関係,およびエンタルピー緩和に基づく高分子材料の特性制御の事例を紹介する。

【セミナープログラム】
1.はじめに
  1.1 高分子の高次構造
  1.2 高分子の熱的性質
  1.3 融点について

2.ガラス転移
  2.1 ガラス転移の特徴
  2.2 温度,時間,周波数依存性の実験式
  2.3 自由体積理論,Adam.Gibbs 理論
  2.4 モード結合理論
  2.5 コンピュータシミュレーション
  2.6 高分子薄膜のガラス転移

3.エンタルピー緩和
  3.1 過剰エンタルピー量
  3.2 エンタルピー緩和過程
  3.3 エンタルピー緩和と物性の関係
  3.4 エイジング,メモリー効果

【質疑応答】

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【13:45~15:15】
第2部 熱分析測定による「ガラス転移点」の測定とその応用

●講師 (株)日立ハイテクサイエンス アプリケーション開発センタ 主任 大久保 信明 氏
 
【セミナープログラム】
1.熱分析の概要
  1.1 熱分析の定義
  1.2 熱分析の種類と測定原理

2.示差走査熱量測定(DSC)による「ガラス転移」の測定
  2.1 エポキシ樹脂の硬化反応とガラス転移の測定
  2.2ポリスチレンのガラス転移温度におよぼす分子量の影響
  2.3 ポリエチレンテレフタレートのガラス転移温度におよぼす熱履歴の影響

3.熱機械分析(TMA)による「ガラス転移」の測定
  3.1 エポキシ樹脂硬化物のガラス転移と熱膨張の異方性
  3.2 エポキシ樹脂のガラス転移におよぼす残留歪の影響
  3.3 BT樹脂のガラス転移と熱膨張率

4.動的粘弾性測定(DMA)による「ガラス転移」の測定
  4.1 エポキシ樹脂の硬化過程の観察
  4.2 エポキシ樹脂のガラス転移温度におよぼす熱履歴の影響
  4.3 熱可塑性エラストマーのソフトセグメントとハードセグメントのガラス転移

5.測定技法によるガラス転移温度の違い
  5.1 各測定技法の検出物理量の違い
  5.2 緩和現象による温度の違い
  5.3 ガラス転移温度の読み取り定義の違い
  
【質疑応答】

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【15:30~16:30】
第3部 分子シミュレーションによるプラスチック,フィルムのガラス転移温度の評価

●講師 (株)JSOL エンジニアリング事業本部 茶木 健太 氏

【講座の趣旨】
 近年では理論の発展やコンピュータの性能の向上に伴い 材料開発において分子シミュレーションの活用が広がりを見せている。 本講座では分子動力学法を用いたガラス転移温度の評価について解説する。

【セミナープログラム】
1.分子動力学法について
  1.1 分子動力学法とは
  1.2 力場・分子間相互作用
  1.3 境界条件
  1.4 温度制御・圧力制御
  1.5 分子動力学計算から得られる観測量
  1.6 小まとめ

2.分子動力学法によるガラス転移温度の評価
  2.1 評価方法
  2.2 事例の紹介

3.材料シミュレーションの概説とソフトウェアの例
  3.1 材料シミュレーションについて
  3.2 ソフトウェアの例(J-OCTAを中心に)

4.まとめ

【質疑応答】
特典 セミナー資料付
各講で最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など,状況により中止させて頂く事が御座います。

●Live配信セミナーの受講について
・ Zoom公式サイトで視聴環境を確認の上、お申し込みください。
・ 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・ Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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