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開催日 2023/09/22 (金) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

Live配信セミナー

高分子の難燃化技術の体系と最近の動向 ~難燃剤はじめ,技術,規制,評価試験法を体系的にわかりやすく解説~

主催 株式会社 技術情報協会 講師 倉地 育夫 氏 受講料 55,000円   

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★加工性を損なわない難燃化処方 , 新しい難燃剤の材料設計 , 難燃に関する規格と試験法
★再生プラスチックの難燃, バイオマス・植物由来樹脂の難燃,EV内装や電池の難燃技術の動き,他
開催日時 2023/09/22 (金)     10:30~ 16:30     (受付  10:00 ~ )

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申込み期間  ~ 2023/09/21
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 定員数の上限はございません
受講料 55,000円 (税込/各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 ・会場名: Zoomを利用したLive配信
・住所: ※会場での講義は行いません。 
・交通アクセス: 
講師
倉地 育夫 氏 講師写真

倉地 育夫 氏  (クラチ ヤスオ)

(株)ケンシュー 代表取締役 工学博士 

カリキュラム、
プログラム
【講座の趣旨】

 火災は,急激に進行する酸化反応である。非平衡下の科学が未だ研究段階であり,高分子材料の難燃化技術を科学の形式知だけで開発できない。形式知で解決できない問題は,経験知や暗黙知まで動員して解決することになる。すなわち,科学で解決できない高分子材料の難燃化技術では,高分子材料の用途に適合した難燃化規格を定めることにより,問題解決できるようにしている。
しかし,高分子材料の用途は様々であり,ひとたび火災が発生すれば用途ごとに燃焼のリスクだけでなく燃焼時の現象も様々となる。このことから難燃性の規格は,用途ごとに決める必要性があり,その結果測定法も様々となり,不定期に改定される規格も出てくる実情を納得できる。
高分子材料の成形体を購入する立場であれば,納入業者に規格に合格しているかどうか確認すればよい。ところが,多種多様の業界に製品を納入している成形体メーカーは大変である。それぞれの業界ごとに製品が規格に合格するのかどうか確認しなければいけない。ここで手を抜く担当者は,材料メーカーにそれを求める。その結果,高分子材料の業界では,コンパウンドメーカーが難燃化技術の開発をしなければいけなくなる。 コンパウンドを難燃化するときに,最もよい難燃化手法を探すことになるが,「最もよい方法」を客観的に評価するには,それが科学的に証明されなくてはいけない。
本セミナーでは,高分子の耐熱性と難燃性について概説する。また,熱分析手法を用いた開発事例を説明し,新たな難燃化技術を開発するヒントを示す。さらに,2022 年に施行された法律により再生材の活用が本格化している実情を踏まえ,再生材の難燃化技術の事例も解説する。
高分子の難燃化技術は,トランスサイエンス(注)でありその問題解決にデータサイエンスは有効な手法の一つであり,Python によるディープラーニングによる回帰の結果についても言及する。 (注)科学で問うことができるが,科学で答えることのできない問題。


【受講対象】

1. 高分子材料開発に関わる技術者及び品質管理担当者
2. 製品組み立てメーカーの技術者
3. 日本の再生材事業者


【セミナープログラム】

1.火災と高分子
  1.1 高分子の難燃化技術研究の歴史
  1.2 事例:フェノール樹脂の難燃性
  1.3 高分子の耐熱性と難燃性

2.難燃性の評価試験法
  2.1 高分子材料の用途と評価試験法
  2.2 極限酸素指数法
  2.3 UL94 評価試験法
  2.4 その他の評価試験法

3.高分子の難燃化手法
  3.1 高分子の難燃化メカニズム
  3.2 ドリップ型難燃化手法
  3.2.1 再生 PET 樹脂射出成形体
  3.3 炭化促進型難燃化手法
    3.3.1 ホスファゼン変性ポリウレタン発泡体
    3.3.2 ホウ酸エステル変性ポリウレタン発泡体
  3.4 難燃化手法とプロセシング

4.難燃化技術とデータサイエンス
  4.1 データサイエンス概説
  4.2 タグチメソッド概説
  4.3 難燃性コンパウンドの工程問題解決事例

5.難燃化技術と環境問題
  5.1 環境問題の変遷概論(3R から 4R へ)
  5.2 各種法規制と難燃化技術
  5.3 難燃性半導体ベルトの LCA

6.難燃化技術の特許出願動向

【質疑応答】


※受講者の皆様の抱える疑問点や問題点について,セミナー開催3日前
までに 「事前リクエスト用紙」 (請求書に同封)や 「Eメール」 を御寄せ
頂けましたら,講演中に対応させて頂きます。
特典 セミナー資料付
各講で最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など,状況により中止させて頂く事が御座います。

●Live配信セミナーの受講について
・ Zoom公式サイトで視聴環境を確認の上、お申し込みください。
・ 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・ Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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