心地よさの計測、数値化と製品開発への応用

株式会社　技術情報協会森山剛氏他 66,000円

★官能評価、表情計測、脳波、心電図…
　　被験者の選び方、試験実施上のポイント、データの読み方を詳解します！

会場

講師

プログラム

特典

お知らせ

開催日時

2023/12/21 (木) 10:00～ 17:00 （受付 09:30 ～ )
2023/12/22 (金) 10:00～ 17:00 （受付 09:30 ～ )

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申込み期間

2023/11/01 ～ 2023/12/20

主催会社

株式会社　技術情報協会

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定員

定員数の上限はございません

受講料

66,000円 (税込／各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください）

開講場所

・会場名：　Zoomを利用したLive配信
・住所：　※会場での講義は行いません。　
・交通アクセス：　

講師

森山剛氏: 東京工芸大学　工学部工学科　教授

神宮英夫氏: 金沢工業大学　情報フロンティア学部心理科学科　教授、感動デザイン工学研究所　顧問

宮崎良文氏: 千葉大学　環境健康フィールド科学センターグランドフェロー、名誉教授

岩城達也氏: 駒澤大学　文学部心理学科　教授

吉田宏昭氏: 信州大学　繊維学部　先進繊維・感性工学科教授

秋山庸子氏: 大阪大学　大学院工学研究科　准教授

カリキュラム、
プログラム

＜12月21日（木）10:00～12:00＞
１．顔の画像処理・表情解析と快・不快評価
東京工芸大学　森山剛氏

【講演項目】
１．顔研究の歴史と研究動向
２．顔の表情解析
　2.1 FACS (Facial Action Coding System)
　2.2 表情の画像解析
　2.3 顔画像への統計モデルの応用
　2.4 生成ディープラーニング
　2.5 応用事例集
３．社会課題に対する顔の画像解析技術の応用
　3.1 自動車ドライバーの表情に関する画像技術
　3.2 健康に関する表情画像技術
　3.3 その他の応用事例

＜12月21日（木）12:45～14:45＞
２．"何となく"の心地よさの測定と製品開発
金沢工業大学、感動デザイン工学研究所　神宮英夫氏

【講演項目】
１．評価の階層性
　1.1　心地よさの下位表現
　1.2　品質要素との紐付け
２．"何となく"の見える化
　2.1　意識の階層構造
　2.2　無意識と生理指標
　2.3　生理測定のストリー化
　2.4　ペアーインタビューの可能性
３．生理指標による"何となく"の心地よさの評価
　3.1　心電計測と脳波計測の組合せ解析
　3.2　化粧行動の心地よさ
４．心地よさをもたらす品質要素
　4.1　グラフィカルモデリングによる乳酸飲料の開発
　4.2　生理指標によるシャンプー・リンスの改善
　4.3　生理指標による洗顔石鹸の心地よさの設計品質化
５．心地よさによる消費者行動の変化
　5.1　心地よさ・習慣化・リピートの連鎖へ
　5.2　製品への『期待』の役割
６．最後に "何となく"の見える化と設計品質化

＜12月21日（木）15:00～17:00＞
３．快適性・個人差の考え方とデータ紹介
　　　－自然セラピーにおける生理的リラックス効果を例として－

【講演項目】
１．現代人とストレス
２．快適性・個人差の捉え方
３．ストレス・リラックス状態評価法
　3.1　脳活動、自律神経活動、コルチゾール等を指標として
４．生理的評価実験例
　4.1　室内実験
　4.2　フィールド実験
５．生理応答と主観評価の対応
６．個人差へのアプローチ
　6.1　「初期値の法則」から
　6.2　「パーソナリティ」から

＜12月22日（金）10:00～12:00＞
４．脳波による心地よさの計測・評価と製品開発への活用
駒澤大学　岩城達也氏

【講演項目】
１．はじめに
２．生理指標
　2.1　脳波の記録と分析
　2.2　自発脳波
　2.3　事象関連電位
　2.4　心電図など自律神経系活動を併用する場合
３．心地よさ評価の実際
４．まとめ

＜12月22日（金）12:45～14:45＞
５．感性工学による快・不快の定量評価と心地良い製品開発への応用用
信州大学　吉田宏昭氏

【講演項目】
１．感性工学の概要
2．寝具の寝心地に関する研究と商品開発事例
　2.1　ベッドマットレスの寝心地
　2.2　４Ｄ寝姿勢計測装置を用いた寝心地評価と寝具開発
3．座席シートの座り心地に関する研究と商品開発事例
　3.1　自動車の座席シートの座り心地
　3.2　鉄道車両の座席シートの座り心地
　3.3　４Ｄ臀部形状計測装置を用いた座り心地評価と座面開発
4．歩行解析と商品開発事例
　4.1　服装が歩き方に及ぼす影響
　4.2　労働者用インソールの開発

＜12月22日（金）15:00～17:00＞
６．触知覚による快適な製品開発と快適性(心地)の評価方法
大阪大学　秋山庸子氏

【講演項目】
１．触感の物理現象とは？
　1.1　五感における皮膚感覚の重要性と特異性
　1.2　触感の物理モデルの考え方
　1.3　物理モデルと材料の微構造との関係づけ
２．背後の物理現象を理解するための官能評価データの解析
　2.1　物理現象を意識した触感の官能評価
　2.2　官能評価の多変量解析とその解釈
　2.3　変量解析の落とし穴とその解決方法
　2.4　機器測定と官能評価との関係づけ
３．触感の物理モデルに基づく製品の快適性設計
　3.1　材料設計の具体例（繊維製品や化粧品の実例を中心に）
　3.2　触感設計の妥当性の評価
　3.3　類似した感覚の見分け方
　3.4　触感の快・不快の特徴の解析
　3.5　機械学習，統計学的手法を用いた触感の解析と製品への応用

特典

セミナー資料付
各講で最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法

1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。

お知らせ

●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円（税込）割引いたします。
2. 大学（教員、学生）、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名（税込）でご参加いただけます。（2名同時申込割引は適用されません）

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など，状況により中止させて頂く事が御座います。

●Live配信セミナーの受講について
・ Zoom公式サイトで視聴環境を確認の上、お申し込みください。
・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・ Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。