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開催日 2024/04/09 (火) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

金属有機構造体(MOF)のCO2吸着分離特性とその評価【Live配信セミナー】

主催 株式会社 技術情報協会 講師 細野 暢彦 氏  他 受講料 60,500円   

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★MOFを用いたCO2吸着分離プロセスの実現へ向けて、その最新動向を探る!

このセミナーを受講すると、こんなスキルが身につきます

【第1部】
・MOFの特長について知ることができる。
・MOFの設計・合成・評価の方法を具体的に知ることができる。
・MOFの利用方法について実際の例をもとに知ることができる。
・MOFの様々な利用例(分離剤・センサー・触媒・高分子合成等)について知ることができる。
・MOFを利用した新しい分離技術について知ることができる。

【第2部】
・ゲート吸着の基礎理論
・Flexible PCP/MOFを用いた吸着分離の利点・欠点
・Flexible PCP/MOFを用いた吸着分離の最新研究

【第3部】
・CO2をはじめとしたガス分子の吸着状態の固体NMR解析の意義
・ガス吸着材料、特にMOFを対象とした固体NMR測定および分子運動の解析の基礎
・固体NMRを利用したMOF中のガス吸着現象の研究の実際
開催日時 2024/04/09 (火)     10:30~ 16:15    

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申込み期間  ~ 2024/04/08
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 30名
受講料 60,500円 (各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 ・会場名: ZOOMを利用したLive配信
・住所: 会場での講義は行いません 
・交通アクセス: 
講師
細野 暢彦 氏 講師写真

細野 暢彦 氏

東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻 准教授

平出 翔太郎 氏 講師写真

平出 翔太郎 氏

京都大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 助教

栗原 拓也 氏 講師写真

栗原 拓也 氏

金沢大学 理工研究域 物質化学系 助教

カリキュラム、
プログラム
<10:30~12:00>
1.金属有機構造体(MOF)の合成と同定、およびガス分離・貯蔵特性と評価法の基礎

東京大学 細野 暢彦 氏

近年、新しい多孔性素材として注目されている金属有機構造体について、その背景や特長、合成法・評価法の基礎から、ガス分離・貯蔵特性について重点的に解説します。また、MOFの他の応用例にも触れ、MOFの高い構造・機能設計性について概観します。MOF合成の実際や、利用に関するエッセンス・ノウハウを知りたいという方、何から始めたらよいか考えている方にわかりやすくご説明します。

1.金属有機構造体(MOF)とは
 1.1 Metal-Organic Framework (MOF)
 1.2 MOFの構造および特徴
 1.3 MOFの一般的な合成法
 1.4 MOFのキャラクタリゼーション法
 1.5 MOFの一般的な物理特性・化学特性
 1.6 製造時の留意事項およびコスト等
 1.7 MOFに関する研究開発の世界情勢と企業の取り組みなど

2.MOFを使ったガス貯蔵・分離
 2.1 MOFのガス吸着特性
 2.2 MOFによるガス貯蔵
 2.3 MOFによるガス分離
 2.4 「柔軟な」MOFによるガスの認識と分離
 2.5 MOFを使ったガス分離操作の実際
 2.6 ガス分離膜への応用

3.様々なMOFの利用例に学ぶ構造設計
 3.1 分子センシング
 3.2 触媒
 3.3 導電性
 3.4 イオン・プロトン伝導性
 3.5 バイオ関連化学
 3.6 鋳型合成
 3.7 高分子との複合
 3.8 高分子の分離

<13:00~14:30>
2.Flexible PCP/MOFの特性とCO2吸着分離への応用

京都大学 平出 翔太郎 氏

構造柔軟性を持つ金属有機構造体(Flexible PCP/MOF)は,既存の吸着剤とは全く異なるステップ状の吸着挙動(ゲート吸着)を示す。本講演ではゲート型吸着剤を用いたCO2吸着分離プロセスの実現に向けた講演者の最新研究について解説する。

1.Flexible PCP/MOFの概要
 1.1 金属有機構造体(PCP/MOF)の分類
 1.2 Flexible PCP/MOFとゲート吸着挙動

2.ゲート吸着の特徴
 2.1 ゲート吸着の熱力学理論
 2.2 自己熱補償能

3.Flexible PCP/MOFを用いたPSAプロセスの試算
 3.1 等温過程における吸着性能評価
 3.2 断熱過程における吸着性能評価
 3.3 Slipping-off問題とその解決策
 3.4 PSAプロセスにおける分離性能の試算

4.Flexible PCP/MOFを用いたPSAプロセスの詳細評価に向けて
 4.1 ゲート型吸着等温線の理論式
 4.2 ゲート吸着の吸着速度式
 4.3 Flexible PCP/MOFの賦形と微粉化・緩慢化現象

<14:45~16:15>
3.固体NMR分光法によるMOF中のCO2吸着状態の解明

金沢大学 栗原 拓也 氏

優れたCO2吸着・分離性能を示す多孔性材料の開発において、材料中にどのようにCO2が吸着し、それがどのようにガス分離能と結びつくのか、そのメカニズムの理解は材料設計のための重要な知見となる。本講演はMOF/PCPを対象とした固体核磁気共鳴 (NMR) 分光法によるガス吸着状態の解析について、固体NMR測定・解析法の基礎~実際の研究例について解説を行う。

1.はじめに

2.固体NMRの基礎と測定解析法
 2.1 NMRの原理
 2.2 固体NMRの特徴
 2.3 ガス雰囲気下固体NMR測定の方法
 2.4 分子運動の解析

3.MOF中のCO2吸着状態の固体NMR解析
 3.1 CO2単体の吸着挙動
 3.2 CO2の拡散運動
 3.3 CO2/CH4混合ガスの吸着挙動
 3.4 CO2/H2Oの共吸着状態
特典 セミナー資料付、各講最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)
割引適用の場合は、お申し込み後、技術情報協会より確認のご連絡を差し上げます。

●Live配信セミナーの受講について
・ Zoom公式サイトで視聴環境を確認の上、お申し込みください。
・ 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・ Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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