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開催日 2024/05/31 (金) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

リチウムイオン電池電極スラリーの分散、混練技術とその最適化【Live配信セミナー】

主催 株式会社 技術情報協会 講師 松井 瑞樹 氏  他 受講料 60,500円   

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★最適な分散条件の考え方、目的に合った装置の選定と条件設定!

このセミナーを受講すると、こんなスキルが身につきます

【第1部】
・アセチレンブラックを始めとするカーボンブラックの特性・特徴
・リチウムイオン電池用途におけるアセチレンブラックの役割と活用テクニック
・アセチレンブラックの分散の考え方、実践方法
・リチウムイオン電池の高エネルギー密度化に向けたアセチレンブラックの特長と活用法

【第2部】
・微粒子の生成方法と乾式ビーズミルや湿式ビーズミルの知識を習得することができる。
・すでにビーズミルを使用している方は、技術や知識を深めることができる。
・これからビーズミルに携わる方は、機種選定や運転条件の設定方法などの知識を習得することができる。

【第3部】
・リチウムイオン電池用バインダーについての基礎、材料特性、要求特性、現状について
・スラリー作成時のレオロジー解析の考え方
・バインダーにおけるPFAS問題の影響について
開催日時 2024/05/31 (金)     10:30~ 16:15    

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申込み期間  ~ 2024/05/30
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 30名
受講料 60,500円 (各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 ・会場名: ZOOMを利用したLive配信
・住所: 会場での講義は行いません 
・交通アクセス: 
講師
松井 瑞樹 氏 講師写真

松井 瑞樹 氏

デンカ(株) 電池・導電材料開発部 研究員

石井 利博 氏 講師写真

石井 利博 氏

アシザワ・ファインテック(株) 微粒子技術研究所 主任研究員

鈴木 孝典 氏 講師写真

鈴木 孝典 氏

(株)スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 代表取締役

カリキュラム、
プログラム
<10:30~12:00>
1.アセチレンブラック導電剤の分散性向上技術と電池特性の向上

デンカ(株) 松井 瑞樹 氏

本講演では、アセチレンブラックに関する製法、特性、物性評価法、並びに活用方法を解説します。リチウムイオン二次電池において、導電性を効果的に発現させるためには、適切なアセチレンブラックの選定に加え、配合、混練・分散と複数の要因があります。これらの要因について、技術的に重要な考え方についても解説します。アセチレンブラックの導電性を最大限発揮し、リチウムイオン二次電池の特性向上に必要な知識と考え方について理解頂けるような講演にしたいと思います。

1.はじめに

2.アセチレンブラックの特性と用途
 2.1 代表的な導電性カーボンブラック
 2.2 アセチレンブラックの特長と基本性状の評価方法について
 2.3 導電性カーボンブラックの特性と用途
 2.4 リチウムイオン電池用途におけるカーボン系導電材の役割及びアセチレンブラックの適用

3.アセチレンブラックの導電性メカニズムと分散性
 3.1 アセチレンブラックの代表的な品種
 3.2 導電性、分散性に影響を及ぼす因子
 3.3 高エネルギー密度化に向けた対応

4.リチウムイオン二次電池の電極作製プロセスを事例にしたアセチレンブラックの分散技術
 4.1 用途における分散の定義及び工程分散について
 4.2 小粒径アセチレンブラックの活用術
 4.3 分散の新しい評価技術

5.小粒径ABを使用したリチウムイオン二次電池の電池特性
 5.1 小粒径化の効果と電池特性向上のメカニズム
 5.2 アセチレンブラックとカーボンナノチューブの併用事例

6.次世代アセチレンブラックへの課題と対応
 6.1 リチウムイオン二次電池用途の課題と導電材
 6.2 まとめ


<13:00~14:30>
2.リチウムイオン電池用電極材料の微粉砕と分散技術

アシザワ・ファインテック(株) 石井 利博 氏

リチウムイオン電池用電極材料などを微粉砕または分散する工程には、微粉砕・分散機が用いられる。微粉砕・分散機には、さまざまな種類・特徴があるため、目的に合った装置を選定し、最適な条件で処理することが重要である。本講演では、微粉砕・分散機であるビーズミルを用いた微粉砕・分散技術を解説する。

1.ビーズミル
 1.1 ビーズミルの利用分野
 1.2 ビーズミルの粉砕・分散原理

2.乾式ビーズミル
 2.1 乾式ビーズミルの運転方法

3.湿式ビーズミル
 3.1 湿式ビーズミルの運転方法
 3.2 粉砕・分散効率に影響を与える因子
 3.3 過分散

4.乾式粉砕と湿式粉砕の組み合わせで実現する省エネルギー粉砕


<14:45~16:15>
3.リチウムイオン電池用バインダーの要求特性と使用方法、PFAS問題

(株)スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 鈴木 孝典 氏

バインダーは所謂4大材料ではなく、電気を貯めるという電池の機能そのものに関与することもなく、極めて僅かしか使用されない材料です。しかし、4大材料と密接に関わって使用され、電池の性能を決定づけると言っても過言ではありません。しかし、あまり説明を専門的に聞く機会も少なく、どのような考え方でこの材料を用いているのか見えないことも多いと思います。そこで、今回はバインダーの基礎から、最近話題のPFAS問題まで分かり易く纏めて説明して行きたいと思います。

1.リチウムイオン電池とバインダー
 1.1 リチウムイオン電池とはどんな電池か?
 1.2 バインダーの役割
 1.3 なぜPVDF、SBR+CMCなのか

2.バインダーとレオロジー
 2.1 レオロジー解析で判る事
 2.2 電池製造前工程におけるレオロジー
 2.3 分散状態の把握

3.リチウムイオン電池用バインダーとPFAS
 3.1 PFAS?
 3.2 リチウムイオン電池とPFAS
 3.3 PVDF代替バインダー
特典 セミナー資料付、各講最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)
割引適用の場合は、お申し込み後、技術情報協会より確認のご連絡を差し上げます。

●Live配信セミナーの受講について
・ Zoom公式サイトで視聴環境を確認の上、お申し込みください。
・ 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・ Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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