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開催日 2023/10/25 (水) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

大気中CO2直接回収技術(DAC)の開発動向と省エネルギー化【Live配信セミナー】

主催 株式会社 技術情報協会 講師 則永 行庸 氏 &nbs... 受講料 66,000円   

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★DACにおける課題、CO2放出時の消費エネルギーをいかに減らすのか!?
 各技術の特徴、最新の開発状況そして社会実装への課題を徹底解説!

このセミナーを受講すると、こんなスキルが身につきます

【第1部】
本講演は,各地で進む大気中二酸化炭素の技術開発の動向,演者が開発を進めている冷熱を利用した化学吸収法による大気中二酸化炭素直接回収技術の開発状況や展望について述べる。

【第2部】
・Direct Air Capture
・CO2回収原理(化学吸収法)
・CO2選択的回収原理

【第3部】
・大気中CO2直接回収システムの基礎
・光熱変換材料の活用事例
・超臨界乾燥によるエアロゲルの形成
・大気中CO2吸着・脱着の評価

【第4部】
・直接空気回収の技術動向
・熱エネルギー必要としない湿度スイング法の原理と特徴
・湿度スイング法の今後の展望
開催日時 2023/10/25 (水)     10:15~ 16:40    

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申込み期間  ~ 2023/10/18
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 30名
受講料 66,000円 (各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 ZOOMを利用したLive配信
会場での講義は行いません 

講師
則永 行庸 氏 講師写真

則永 行庸 氏

名古屋大学 未来社会創造機構 教授

稲垣 冬彦 氏 講師写真

稲垣 冬彦 氏

神戸学院大学 薬学部 教授

下山 裕介 氏 講師写真

下山 裕介 氏

東京工業大学 物質理工学院 教授

境田 悟志 氏 講師写真

境田 悟志 氏

茨城大学 理工学研究科 助教

カリキュラム、
プログラム
<10:15~11:35>
1.冷熱を利用した化学吸収法によるDAC技術の開発状況

名古屋大学 則永 行庸 氏

1.予想される二酸化炭素回収市場規模
 1.1 IEA NET Zero シナリオ
 1.2 2050年我が国で想定される二酸化炭素回収・除去設備の設置状況
 1.3 二酸化炭素回収設備の資本コスト

2.各地で進む大気中二酸化炭素の技術開発の動向
 2.1 商業運転中の二酸化炭素回収貯留
 2.2 火力発電排ガス中二酸化炭素回収設備
 2.3 大気中二酸化炭素直接回収(DAC)

3.低濃度二酸化炭素回収に適した分離技術と何か
 3.1 二酸化炭素分離回収技術(化学吸収,物理吸着,膜分離)の概要
 3.2 二酸化炭素回収技術の比較 
 3.4 低濃度二酸化炭素回収に適した技術
 3.5 二酸化炭素分離回収コスト比較(石炭火力排ガス)

4.冷熱を利用した大気中二酸化炭素直接回収の開発状況と展望
 4.1 冷熱を利用した大気中二酸化炭素直接回収Cryo-DACR
 4.2 Cryo-CaptureRの展望


<12:20~13:40>
2.水分を分離するCO2吸収/放出剤の開発とDAC技術

神戸学院大学 稲垣 冬彦 氏

我々は、永年課題であった大気中CO2を選択的に回収する技術を開発しました。大気中の水分を吸収しないことに特徴を有しており、CO2の加熱放出/濃縮時に水加熱分の余分なエネルギーが不要となります。また、基質によってはCO2のみを回収できるため、回収時に高純度CO2を直接得られる利点も併せ持っています。本発表にて、大気中CO2選択的回収技術の開発経緯や最新動向を含め、我々の技術を中心に紹介します。

1.CO2回収技術の概説
 1.1 CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)とDAC(Direct Air Capture)技術
 1.2 CCSとDACの長所, 短所

2.低分子アミンによるDAC開発
 2.1 開発経緯
 2.2 化学吸収法の課題点

3.水分を分離するCO2選択的DAC開発
 3.1 初期研究成果
 3.2 応用技術最新情報


<13:50~15:10>
3.光熱変換機能を活用した大気中CO2直接回収システム

東京工業大学 下山 裕介 氏

大気中CO2直接回収システムは近年多くの注目を集める一方、CO2放散における加熱操作が必要となり,システムで消費されるエネルギーが膨大となる課題がある。本講座では、光熱変換機能を活用したCO2放散市末テムに関して、光熱変換材料の形成,ならびにCO2回収システムの評価について紹介する。

1.大気中CO2直接回収システムの動向
 1.1 大気中CO2直接回収システムの課題
 1.2 分離技術を用いた大気中CO2直接回収システム

2.光熱変換機能を有する複合体を利用したCO2回収システム
 2.1 光熱変換複合体の形成
 2.2 光熱変換複合体によるCO2吸着・脱着の評価

3.光熱変換機能を有するエアロゲルを利用したCO2回収システム
 3.1 光熱変換複合体の形成
 3.2 光熱変換複合体によるCO2吸着・脱着の評価

4.まとめと今後の展望


<15:20~16:40>
4.熱エネルギー必要としない湿度スイング法による直接空気回収技術

茨城大学 境田 悟志 氏

この講座では直接空気回収の技術について講演します。特に、吸着剤の湿潤状態でCO2の吸脱着を制御することができ、直接空気回収に要するエネルギーを大幅に低減できる可能性がある湿度スイング法について、原理や特徴、今後の展望についてお話致します。

1.直接空気回収技術の状況
 1.1 直接空気回収の必要性
 1.2 技術動向と課題

2.熱エネルギーを必要としない湿度スイング法
 2.1 湿度スイング法の概要
 2.2 基本原理
 2.3 特徴と課題
 2.4 研究動向
 2.5 今後の展望
特典 セミナー資料付、各講最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)
割引適用の場合は、お申し込み後、技術情報協会より確認のご連絡を差し上げます。

●Live配信セミナーの受講について
・ Zoom公式サイトで視聴環境を確認の上、お申し込みください。
・ 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・ Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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