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開催日 2024/06/07 (金) 他1回/計2回 開催地 WEB配信型ライブセミナー

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スクリーン印刷の『標準』とプロセス適正化および高品質印刷の実践手法

主催 株式会社 技術情報協会 講師 佐野 康 氏 受講料 55,000円   

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★「なぜ不具合が起きるのか」「どうすれば適正化できるのか」
  長年の経験から導き出された理論で、その原因と解決策を解説

このセミナーを受講すると、こんなスキルが身につきます

印刷プロセスの適正化とは、先ず、スクリーン印刷本来の「あるべき姿」を達成するための「前提条件」を適正化することです。適正化できていない場合は、その理由、原因を見つけ出し、根本原因から対策することです。「前提条件」が適正であれば、最終的にはインキ・ペーストの有する固有の印刷性能で印刷品質と印刷安定性が決定されます。そして、インキ・ペースト材料技術者は、適正化された「前提条件」に合わせ、インキの印刷性能である「粘弾性」の適正化に注力できるようになります。
本講演では、最初にスクリーン印刷の原理やメカニズムの説明、そして「版離れ角度」と「版離れ力」の相関について解説します。次に、スキージやスクリーンメッシュなどの要素技術について解説し、インキ・ペーストの印刷性能に影響する分散安定性、揮発性、濡れ性及び粘弾性特性を分りやすく解説します。さらに、「トーンジャンプ」のないグラデーション印刷と、最近見いだした新技術であるベタパターンでの「サドル」無し印刷技術についても紹介します。
開催日時 2024/06/07 (金)     10:30~ 16:30    
2024/06/18 (火)     00:00~ 00:00    

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申込み期間  ~ 2024/06/17
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 30名
受講料 55,000円 (税込/各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 ZOOMを利用したオンライン配信
【Live配信】2024年6月7日(金) 【アーカイブ(録画)配信】 2024年6月18日まで受付(視聴期間:6月18日~6月28日まで)
※会場での講義は行いません
講師
佐野 康 氏 講師写真

佐野 康 氏

(株)エスピーソリューション 代表取締役

カリキュラム、
プログラム
1.スクリーン印刷とは?
 1.1 各種印刷の種類とインキの粘度範囲
 1.2 スクリーン印刷は「特殊印刷」だから、印刷安定性が高い
 1.3 現状のスクリーン印刷の多くは、「技術限界」の50%以下のレベル

2.「ペーストプロセス理論」の考え方の基本
 2.1 印刷条件のほとんどは、適正化可能な「前提条件」
 2.2 スクリーン印刷では、先ず、「版離れ」の遅れを無くす事が最重要

3.「コンタクト印刷」とは通常スクリーン印刷とは全く異なる印刷工法
 3.1 「コンタクト印刷」の「時差版離れ」は、型抜きの「版剥がし」
 3.2 ≪新技術≫メタルマスクでの「同期版離れ」コンタクト印刷工法
 3.3 ≪新技術≫メタルマスクでの低粘度インキの定量塗布技術

4.スクリーン印刷の4つのカニズムの理解
 4.1 「ローリング」のメカニズム
 4.2 「充てん・掻き取り」のメカニズム
 4.3 「版離れ」のメカニズム
 4.4 「レベリング」のメカニズム

5.≪新技術≫「版離れ角度」制御による等クリアランス版離れ改善策
 5.1 印刷後半部での版離れ遅れ悪化の原因は「版離れ角度」の漸減だった
 5.2 従来ピールオフ動作では、実質クリアランス量の増加による不具合発生
 5.3 等クリアランス+「版離れ角度維持」動作で、「版離れ力」1.5倍

6.スクリーン印刷装置とスキージの重要性
 6.1 印刷機の種類とスクリーン版
 6.2 印刷位置合わせの方法
 6.3 スキージが最も重要な印刷パラメータの要素

7.4つの印刷条件の適正化と「標準」
 7.1 4つの印刷条件と印刷品質への影響
 7.2 二通りの印圧設定方法 「押し込み」方式と「エアー圧」方式
 7.3 印刷膜厚均一性と「適正印圧」の定義
 7.4 スキージ角度、速度と「充てん力」

8.スクリーンメッシュとスクリーン版
 8.1 ステンレスメッシュ開発の歴史とスクリーン印刷技術の進歩
 8.2 スクリーンメッシュの強度 「弾性変形」と「塑性変形」 
 8.3 スクリーンメッシュ開口率とインキの吐出性(印刷解像性)
 8.4 超高強度ステンレスメッシュでの課題解決「無変形スクリーン版」
 8.5 スクリーン製版工程の「コツ」 ポジフィルムとの密着と露光 
 8.6 低溶剤臭のスクリーン版の洗浄作業
 8.7 スクリーン版の高品質再製版システムの実際例

9.インキ・ペーストの印刷性能
 9.1 インキの分散安定性
 9.2 連続印刷中のインキの含有溶剤揮発と印刷膜厚変化
 9.3 インキの基板との濡れ性の影響
 9.4 インキの粘性と弾性の理解

10.≪最新技術≫「トーンジャンプ」のないグラデーション印刷
 10.1 なぜ、スクリーン印刷でグラデーション印刷が困難と思われていたか?
 10.2 「トーンジャンプ」起こさない最適「網点」と製版技術
 10.3 原理的に「トーンジャンプ」が発生しない網点仕様と製版技術

11.≪最新技術≫ベタ印刷での「サドル」の解消方法
 11.1 ライン幅違い、ベタパターンでの印刷膜厚決定メカニズムの違い
 11.2 スクリーン印刷の宿命とされていたベタパーンでの「サドル現象」
 11.3 ベタ印刷での「サドル」不具合の解消方法  

12.高品質スクリーン印刷プロセス実践のための具体的な対策手法
 12.1 印刷均一性を阻害する要因とその対策手法
 12.2 印刷寸法精度を損なう要因とその対策
 12.3 スクリーン印刷におけるその他の不具合対策

13.スクリーン印刷8つの適用工法と高品質スクリーン印刷の応用例
 ・べた、ファイン、ドット、スルーホール、ビア埋め、落とし込み、積層印刷、転写印刷、プリンテッドエレクトロニクス 銀ナノハイブリッドインキ 等
特典 セミナー資料付

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)

割引適用の場合は、お申し込み後、技術情報協会より確認のご連絡を差し上げます。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など,状況により中止させて頂く事が御座います。

●Live配信セミナーの受講について
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
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