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開催日 2024/06/12 (水) 開催地 WEB配信型ライブセミナー

【Live配信セミナー】

自動車塗料,塗装工程のCO2削減 -水性化/低温硬化/フィルム加飾/一体塗装-

主催 株式会社 技術情報協会 講師 井上 佳彦 氏 &nbs... 受講料 60,500円   

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★ 低温硬化塗料の材料設計! 塗装工場の低炭素化に向けた新工法!
開催日時 2024/06/12 (水)     10:30~ 16:15     (受付  10:00 ~ )

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申込み期間  ~ 2024/06/11
主催会社 株式会社 技術情報協会
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定員 30名
受講料 60,500円 (税込/各種割引については下段「お知らせ」欄をご参照ください)
開講場所 Zoomを利用したLive配信
※会場での講義は行いません  

講師
井上 佳彦 氏 講師写真

井上 佳彦 氏

旭化成(株) デュラネート技術開発部 グループ長

上村 泰二郎 氏 講師写真

上村 泰二郎 氏

(株)GSIクレオス 工業製品事業部門 統括補佐

岡本 倫幸 氏 講師写真

岡本 倫幸 氏

日産自動車(株) プラットフォーム・車両要素技術開発本部 塗装・防錆技術開発グループ

カリキュラム、
プログラム
【10:30-12:00】
1.自動車水性塗料に向けた低温硬化型ブロックポリイソシアネートの特性
旭化成(株) 井上 佳彦 氏

【講座の趣旨】
・ポリウレタン用途において、有機溶剤(VOC)排出量削減に貢献可能な低粘度型PI、及び、CO2排出量削減に貢献可能な多官能型PIを保有している。
・自動車塗装ラインの焼付温度低温化に向けて、ベースコート向けには水系低温新規ブロックポリイソシアネート、クリアコート向けには新規特殊イソシアネートの新規硬化剤を開発中であり、性能の報告を行う。

1.ポリウレタン基礎知識
 1.1 ウレタン架橋とは
 1.2 ポリオール種類と特徴
 1.3 ポリウレタン塗膜性能:機械物性、化学物性での優位性

2.ポリイソシアネート代表構造
 2.1 イソシアネート種類、イソシアネート反応性(活性水素・自己重合)
 2.2 主要骨格:ビウレット型、イソシアヌレート型、ウレタン型 等

3.環境貢献可能な低粘度型及び多官能型ポリイソシアネート(PI)
 3.1 低粘度型PI:溶剤系2液ウレタン塗料への適用
 3.2 低粘度型PI:水系2液ウレタン塗料への適用
 3.3 多官能型PI:溶剤系2液ウレタン塗料への適用
 3.4 多官能型PI:溶剤系/水系1液ウレタン塗料への適用(ブロックポリイソシアネート)

4. 自動車水性塗料化及び自動車塗装ラインの80℃硬化への挑戦
 4.1 自動車の塗料工程:焼付温度の低温化
 4.2 ベースコート向け水系1液型:水系低温新規ブロックポリイソシアネートの開発状況
 4.3 クリアコート向け溶剤系2液型:新規特殊イソシアネートの開発状況


【13:00-14:30】
2.フィルム加飾と型内塗装を用いた自動車部材への応用とCO2削減効果
(株)GSIクレオス 上村 泰二郎 氏
 
【講座の趣旨】
 自動車業界を始め社会的な課題であるCO2削減に型内塗装工法がどの程度貢献できるのか?を検証した事例を具体的に紹介し、併せて近年特に活発な開発が進む欧州、米国、中国の現在の動向を可能な範囲で紹介する。
 世界の自動車内外装部品のモノづくりがいまどのようなトレンドにあるのか? 少しでも感じて頂ければ幸いに思います。

1.型内塗装とは、技術のおさらい
 1.1 どんな工法か?
 1.2 工法の特徴、メリット

2.型内塗装にウレタン塗料に求める性能と特徴
 2.1 どんな性能が求められる?
 2.2 ウレタンで本当に大丈夫?

3.型内塗装に求める金型技術とは
 3.1 金型に制約はあるの?
 3.2 推奨する金型技術

4.型内塗装工法によるCO2削減効果検証事例

5.海外市場の最新動向
 5.1 欧州市場動向
 5.2 北米市場動向
 5.3 中国市場動向


【14:45-16:15】
3.ボディ、バンパーの低温一体塗装によるCO2削減
日産自動車(株) 岡本 倫幸 氏
 
【講座の趣旨】
CO2排出量の低減・削減が地球規模での課題となっている中、2020年 政府から2050年までに温室効果ガスの排出を全体として0にする方針が発表された。塗装工程ではブースの温湿度管理、オーブン由来のCO2排出が大部分を占めているため、ボディ、バンパー低温一体塗装の開発を進めてきた。本講では、材料の設計思想、技術課題と対応策、量産適用時の材料改良について解説する。

1.カーボンニュートラルへの取り組み

2.ボディ/バンパー一体塗装技術の開発目的

3.一体塗装を実現させるための技術課題
 3.1 ボディ用塗料とバンパー用塗料の要求性能
 3.2 共通材料の開発目標

4.低温硬化に向けた材料開発
 4.1 新規硬化剤を適用した2液硬化中塗り、クリアコート
 4.2 中塗り、クリアコートからの硬化剤浸透を活用した1液ベースコート

5.一体塗装を支える技術
 5.1 一体塗装向け低温オーブンの開発
 5.2 一体塗装条件下での色合わせ
6.量産適用時の材料改良

 6.1 2tone見切り剥がれ不具合
 6.2 塗装ボケ不具合
 6.3 ゴミブツ隠蔽不具合
特典 セミナー資料付
各講で最後に質疑応答時間あり。

セミナー参加費
支払い方法
1. 銀行振込または現金書留にてお願いいたします。

2. 原則として開催日までにお願い致します。

3. 銀行振込の場合は、原則として領収証の発行は致しません。

4. 振り込み手数料はご負担ください。
お知らせ ●各種割引について
1. 同一テーマ1社2名以上同時申込の場合のみ、1名につき5,500円(税込)割引いたします。
2. 大学(教員、学生)、公的機関、医療機関の方は、「アカデミック価格」33,000円/1名(税込)でご参加いただけます。(2名同時申込割引は適用されません)

割引適用の場合は、お申し込み後、技術情報協会より確認のご連絡を差し上げます。

※定員になり次第、お申込みは締切となります。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など,状況により中止させて頂く事が御座います。

●Live配信セミナーの受講について
・ セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・ 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・ 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。

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