【オンライン】経営ガバナンス強化に基づくBCP監査手法

一般社団法人企業研究会林田　朋之氏 38,500円

本セミナーはWEB会議システム（ＺＯＯＭ）を利用して開催いたします。
ご自宅やオフィスなどからご受講可能でございます。

【開催にあたって】

首都直下地震、南海トラフ地震の発生が迫る中、企業は一層のBCP対策に追われていますが、一方でほとんどの企業が抱えるBCPの課題として、その実効性や継承性の問題は解決策を見出せずにいます。

さらに2024年度は、上場企業の内部統制を定めたJ-SOXが改訂され、BCPにもその影響が及んでいます。特に内部監査（3線モデルの3線）部分は重要性が高まり、経営陣を含めた企業の統制レベルが評価されます。

本セミナーでは、従来の監査手法に加え、BCP全体を監査するためのプロセス評価をベースにした新たな監査手法について解説を行います。

セミナーの対象者はこんな方です

BCPの監査を担当されている方など

会場

講師

プログラム

特典

お知らせ

開催日時

2024/05/13 (月) 13:00～ 16:30 （受付 12:30 ～ )

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申込み期間

～ 2024/05/10

主催会社

一般社団法人企業研究会

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定員

25名

受講料

38,500円

開講場所

・会場名：　ＺＯＯＭ配信（会場での受講はございません）
・住所：　　　
・交通アクセス：　

講師

林田　朋之氏

カリキュラム、
プログラム

1. 巨大災害連続発生への懸念とBCP
　・直近の地震発生（震度5弱以上）
　・30年以内震度6弱以上の地震発生確率
　・ご参考：日本における5連続災害に関する予測

2. BCPに求められる変革
　・BCPの基本原則と BCP対策本部運営の変化
　・企業リソースと災害・BCPの関係
　・BCPを取り巻く環境の変化と要請
　・ステークホルダー視点によるBCP
　・社会やステークホルダーからの強い要請
　・ご参考：震災BCPに対する外部評価の枠組み（例）
　・事業継続マネジメントシステム（BCMS）の構築
　・J-SOX 制度改訂とBCPガバナンスの強化
　・3線モデルによるBCPガバナンスの構造変化
　・IT（リテラシ）の強化がBCPの実効性を上げる
　・リスクマネジメント、危機管理、BCP の関係
　・一般的な企業のリスク項目分類（内部環境）
　・重要度・頻度分析リスクマップ（例）
　・一般的な企業のリスク項目分類（外部環境）
　・企業のリスク項目と各BCPの影響度を考える

3. 災害対策本部の運用と訓練
　・震災に対応した「事務局」の役割（例）
　・従来の対策本部“室”の構成
　・複合災害対策本部室の”サイバースペース”化
　・BCP訓練の種類と概要
　・ご参考：「正常性バイアス」反応とは

4. 監査部門のためのBCP基礎知識
　・BCP策定の一般的な流れ
　・事業継続計画（BCP）の効果とは
　・必須対象ごとのBCP策定手法の違い

5. 事業影響度分析（BIA）
　・事業影響度分析（BIA）とは
　・事業影響度分析の考え方
　・BCP対象による事業影響度分析
　・事業影響度分析の実施例
　・事業影響度分析の実施（演習例１）
　・事業影響度分析の実施（演習例２）
　・事業影響度分析の経営的視点

６. 事業影響度分析（BIA）
　・内部監査の役割
　・BCPドキュメントの構成と様式
　・3線モデルに対応した震災BCP規程目次

7．BCP 監査の手法（レガシータイプ）
　・企業レベルのBCPチェック項目 -体制編 -
　・企業レベルのBCPチェック項目 -機能編 -
　・企業レベルのBCPチェック項目 -労務管理編 -
　・BCP内部監査の目的
　・BCMSと内部監査
　・監査のガイドライン：ISO19011
　・BCP監査体制と役割
　・BCP監査員に必要な力量
　・BCP監査の「計画」策定
　・BCP監査の準備
　・BCP監査チェックリスト
　・内部監査の実施（情報収集）
　・インタビュー
　・インタビュー時の記録
　・BCP監査の報告
　・是正措置とフォローアップ監査
　・内部監査マネジメントレビュー
　・ご参考：令和6年 J-SOX 制度改訂
　　　財務報告に係る内部統制と令和6 年改訂
　　　改訂内容（１）内部統制の基本的枠組み
　　　改訂内容（２）内部統制の評価及び報告
　　　改訂内容（３）内部統制の監査
　　　グループ監査の改訂
　　　グループ監査の改訂の影響

8．BCP監査の新手法（レベル判定手法）
　・J-SOX 制度改訂とBCPガバナンスの強化
　・3線モデルによるBCPガバナンスの構造変化
　・従来のBCP 内部監査の課題
　・新しい監査評価モデルの導入
　・BCP監査評価モデルの設定
　・ご参考：震災BCPに対する外部評価の枠組み（例）
　・評価モデルのためのプロセス設定（例）
　・BCPプロセス標準化チェックリスト例
　・レベル判定を利用した内部監査評価例
　・BCP監査の報告（新手法のケース）

9．BCPにおける経営視点の課題と内部監査
　・BCPで見逃されてきた経営視点の課題
　・経営視点の課題と内部監査
　・経営者のBCPプロセスとは
　・経営陣のためのBCPポートフォリオ
　・BCP情報の可視化例
　・経営陣の初動行動を設定する
　・BCPイベントと経営判断フロー例

お知らせ

受講料（1名様につき）
一般のお客様 38,500円（本体 35,000円）
企業研究会会員 35,200円 (本体 32,000円)

※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
　お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

※講師とご同業の方はご参加頂けない場合がございます。予めご了承ください。